関ケ原合戦祭り2016

関ケ原合戦祭り2016の思い出や、合戦絵巻の台本から私が感じたこと、

私なりにどう解釈したのかも含め色々まとめておきたくてブログを書きました!

 

長くなると思いますが、特別な想いを抱いて挑んだ2日間だったので、

読んでいただけると嬉しいです…!

 

 

 

 

合戦祭り自体は2日間ですが、

出演者は1日目はひたすら練習ですー!

 

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参加者は配役を書いたテープを貼っていたので、

交流するときも本当に助かりました~~!

合間に色んな隊の人とお話ができて嬉しかったです!!

 

 

 

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槍を持つことの方が多いので、半年ぶりの竹光に興奮!!!!!

 

 

 

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こんな感じでほんとに良い天気だったので、

激しい殺陣が多い大将副将の殺陣稽古は外だったのですが…!

 

 

五助はなんと!

 

殺陣が!!

 

なかったのです!!!!笑

 

 

 

唯一刀を抜くのは吉継様を金吾殿から庇うときだけだったので、

殺陣稽古のときはほとんど吉継様と金吾殿の殺陣が完成していくのを見守るという美味しい時間でした……

 

本番で殺陣はありませんでしたが、

合間に色んな方にちょっとずつ殺陣を教えていただけてとても楽しく、本当に勉強になりました!

 

 

殺陣稽古の後は室内に戻って絵巻通し練習でした。

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こんな大戦で重要な役を演じさせていただくのは初めてで、自ら応募しておきながら不安もありました。

 

役をいただいた時から、どう五助さんになりきるかは自分なりに考えていましたが、

台本にはない部分の動きはどうすればいいのか、ということまで一人で考える余裕がありませんでした。

 

大谷さん役の宮田せいじさんは、関ケ原七武将のときにもご一緒させていただいたこともあり半端ない安心感…!!(引き続き大谷さん役というのもほんとに嬉しかったです!!!)

そして「このシーンはこうしましょうか」と、台本には載っていない部分での動きのアドバイスをくださったり、本当に心強かったです…!!

 

宮田さんからは演技でのアドバイスをいただいて、私は大谷さん豆知識をお伝えするというそんな稽古場での大谷主従でした!笑

 

 

 

そして翌日、早朝リハーサルを終え、

いざ本番へ!

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会場への移動は貸し切りバスだったのですが、

歩いてる人が満員の武将バスに驚いてガン見しつつ手を振ってくださるので、緊張もほぐれてとても楽しい時間でした!笑

 

 

 

まずは軍議タイムという名の

隊ごとの写真撮影タイム!

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去年までは自分が大谷隊を追いかけて撮っている側だったので、

大谷隊人気の凄さは充分覚悟しているつもりだったのですが…

 

ポーズを変えている暇がないほど次から次へとお客さんが来てくださって、

改めて大谷隊人気を再確認してびっくりすると同時に、

たくさんの方が「大谷さんだ!!」と嬉しそうに大谷隊の写真を撮ってくださっているのを見て、私もほんとに嬉しかったです!

 

人気な我が殿を見ていると家臣はほんとに幸せなんですよ!!!!

ちなみに全軍武者行列でも殿大人気でした!!!!!

 

 

 

そして布陣パフォーマンス!

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布陣パフォーマンスは、観客の皆さんも参加者も笑ってのんびり楽しめるのが素敵だな~~と、観客で拝見していたときに感じていました!

 

今年の大谷隊はアットホームな雰囲気も活かして、

ゆる~くワイワイできればいいなと思ってあんな感じになりました!笑

 

絵巻はシリアスだから布陣パフォーマンスは緩くてもいいよね!!!!!

 

私の提案に乗ってくださっただけでなく、

「ここはどうしましょう?」と隊の皆さんが聞いてくださったのもほんと嬉しくて!

平塚殿に皆さんが斬りかかるシーンもほんと皆さん楽しそうに見えていました!!笑

無茶ぶりに応えてくださった平塚殿、そしてゆる〜く良い感じに締めてくださった殿にも感謝です!!

緩い大谷隊最高でした!!!!(自画自賛)

 

 

Twitterで「大谷隊仲が良さそう!」「大谷隊楽しそうだった!」

という感想もお見かけして、

私が感じていたアットホーム感を観客の皆さんも感じてくださっていたようで、本当に嬉しかったです…!!

 

 

 

そしてそしてメインイベントの合戦絵巻。

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病によって目が見えない殿の目となるため、五助は常に隣でお仕えさせていただきました。

 

大谷さんを誰よりも近くでお支えする事こそ、

私が五助役で一番叶えたい夢であり、二年前からの憧れだったので…

感無量でした…

 

 

 

「相手は1万5千!さて、どう戦うか。のう五助?」

 

圧倒的兵力差にも関わらず、武将の血を滾らせて楽しんでいる殿を見ていると、なんだか本当にずっと昔からお側でお仕えしていた五助さんになったような気がしました。

 

一人の武将として大戦で自ら采配を振る殿、

秀吉様に「100万の兵を指揮させてみたい」と言わせたという殿の昔の姿をまた見ているような…

そんな五助さんの気持ちが伝わってきたように感じました。

 

殿が楽しそうにしてらっしゃる姿を見ることができて、

最後の戦とは思えないほどの気持ちの昂りと喜びを感じる一瞬でした。

 

 

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しかし直後に己の身体の限界と、大谷隊の限界を感じる殿。

 

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戦況が悪くなっていることを悟った殿が、大谷隊に最後の戦への想いを語り掛けるシーン。

 

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大谷隊の何人か涙を流してらっしゃるのが見えて、

熱い想いや悔しい想いを皆で共有できたことが嬉しくて

「この隊で本当に良かった」と感じる瞬間でした。

 

 

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史実でも、大谷隊のほとんどは関ケ原が最期の戦になるかもしれないと気づいていたと思います。

それでも戦場から逃げることなく、自軍より遥かに兵数が多い小早川隊を数度追い返すほどの士気の高さ。

 

それを私もこの合戦絵巻で実感できたように感じました。

「この殿のためなら死ぬ気でこの戦に挑もう」と本気で思える時間でした。

 

病により、若い頃から尽くしてきた豊臣の中枢から離れ、

もう二度と戦場に立つことはできない…

そう感じていた殿に三成様が関ケ原の戦い」という、ある意味で最後の機会をくださったことで、「また戦場に立ちたい」という想いも蘇ってきたのではないかと感じました。

 

西軍の勝敗に関係なく、関ケ原が自分にとっての最期の戦場となるであろうことはきっと大谷さんも分かっていたと思います。

 

持てる力全てを曝け出し、

三成を勝たせたい。

 

例えこの戦で自分は命を落とそうとも、

その先に、亡き太閤殿下と三成が望む「皆が笑って暮らせる世」を作ることができるなら…

大谷さんは自分の死の更にその先にある時代の流れを考え、見つめていたのではないでしょうか。

その上で関ケ原の戦いに挑む覚悟を決めたのではないかなと…

あくまで私の考えですが…!

 

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もっと戦いたかった、

もっと友のために尽くしたかった、

「悔しいなあ」

という言葉に、私も悔しさが溢れました。

 

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もっと殿の元で戦いたかった。

殿の勝利を見たかった。

悔しくて悔しくて…

もしかすると五助さんも同じような想いを抱えていたのかもしれないです。

 

 

でも、悔しさを滲ませながら殿に

「戦場に立ちたかったのだ…!」

なんて本音を言われたら

「殿の望みとあらば!!!!!!」

ってなりますよ!!

殿のために今までついてきたんですから!!!!

って気持ちになりましたね!

2年半の大谷さんへの想いが爆散した瞬間でした!笑

 

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全てをさらけ出すという意味が込められた、頭巾を外すシーン。

台本をいただいて、

「五助が頭巾を外す」

という文字を見たときはほんと震えましたね…

大谷さんが頭巾を外すということの重み…

それを私がやらせていただくんだと思うとほんとに言葉にならなくて…

 

練習のとき、私が大谷クラスタだと知っているスタッフさん達に、

「もし万が一唄春さんが泣き崩れて動けなくなったら支えますからね!!!!」

 と心配をおかけしてしまったりもしました!!笑

ですが、本番は泣き崩れることも、

緊張で手が震えるということもなかったです。

全く緊張しなかったことには自分でもびっくりでしたが、

五助さんの魂が支えてくれたのかもしれません。

 

 

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「最後の戦を始めようか」

この言葉で、「敗北」という悔しさが多くの敵を道連れにしてやる」という想いに切り替わりました。

 

 この想いこそ、小早川隊を押し返すという大谷隊の覚悟と士気の高さだったのかもしれません。

 

 

 

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最後、殿と金吾殿の戦い。

史実では大谷さんは己の足で立つことも、

刀を構える事もできない状態であったと思います。

 

このシーンは大谷吉継vs小早川秀秋という1対1の戦いというより、

大谷隊と小早川隊を象徴する戦いだったと思います。

 

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次第に押されていく殿を見つめながら、

色々な想いが込み上げてきました。

 

「殿が立ちたいと望んでいた最期の戦だからこそ、

私は傍で見守らなければならない」

という想いと、

「自分が身代わりになってせめて殿だけは助けたい」

という想いが葛藤していました。 

 何気に一番つらいシーンでしたね…

今すぐ助けに飛び込みたいけどできないもどかしさ…!

 

 

そして、とどめを刺そうとする金吾殿から殿を庇うシーン。

 

自分が身代わりに死ぬ覚悟でした。

 

藤堂隊がなかったので、五助が自分の命に代えて殿の首を守るというシーンはありませんでしたが、

このシーンは「殿の首を最後まで守り通す」という意味で、それに代わる重要なシーンだったと私は思っていました。

 

そして金吾殿は、とどめを刺すことなくその場を立ち去ります。

 

このシーンの台本を読んでいる時に、ふと、

「史実でも金吾殿は大谷さんの首を取ろうと考えてはいなかったのでは?」

と考えたりもしました。

 

西軍の頭脳と言っても過言ではない大谷さんの首がどれほどの手柄になるか。

そのことを十分に分かっていながらも、大谷さんの首を取れなかった(取ろうとしなかった)のではないかなと…

 

真実はどうであったのかはわかりませんが、

私にとってこのシーンは、金吾殿についてまた別の見方をするきっかけとなりました。

そんな新しい発見ができるのも合戦絵巻の魅力だと思っています!

 

 

金吾殿が去った後、殿を支えて我々も戦場を離脱します。

 

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殿の元に駆け寄った瞬間思わず、

「殿、大丈夫ですか」という言葉が出ました。

(思い返してみると「大丈夫なわけないでしょ!?」って自分に突っ込みを入れたくなりますが!!)

 

ほんとにふと零れた一言だったのですが、

後で殿がこの言葉に心動かされたとおっしゃってくださって、

本当に嬉しくて胸が熱くなりました。

 

 

 

 

 

関ケ原合戦祭り2014の大谷主従に出会ったことがきっかけで関ケ原が大好きになり、湯浅五助役をすることが夢になっていきました。

 

この一年で何度か他の戦場に挑戦する機会をいただいたり、
時には自分から挑戦してみたり…
その中で五助役を掴み取るためにたくさんのことを学ぶことができました。
 

昨年叶えられなかった悔しさ、「今年こそは!」という想い…

たくさんの想いを詰め込んだ数枚の自己PRと共に今年の合戦祭りに五助役で応募し、念願の五助役に選んでいただきました。

 

合戦祭りを無事に終えて一年を振り返ったとき、
この一年は私が今年の大谷隊と湯浅五助役に出会うために大谷さんが与えてくれた一年だったのではないかと感じました。
 
去年の私では、気持ちばかりが大きくて、
上手くいかないことの方が多かったかもしれません。
 
この一年間、たくさんの方に出会いたくさんの経験をさせていただけたこと…
自分の成長にも繋がり、挑戦することへの自信もつきました。
そして何の後悔もなく、達成感に満たされて役を終えることができました。
お世話になった皆さんに本当に感謝の気持ちでいっぱいです…!!
 
 

 

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大谷隊の皆さん。

 

私と同じく大谷さんが大好きで応募された方も何人かいらっしゃったり、

真田丸の刑部殿がきっかけで知り合ったフォロワーさんもいらっしゃったり(当日気づいてほんとにびっくりしました!!笑)

北は北海道から南は福岡まで、

ほんとに全国から集まってできた大谷隊。

皆さん優しくて、あったかくて…

とてもアットホームで、こんな素敵な大谷隊の皆さんに出会えて本当に幸せでした。

 

 

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平塚殿。

 

大谷隊の副将は五助と平塚殿の2人ということで、

配役発表のときから「平塚殿はどんな方かな…」と思っていたら

まさかのフォロワーさんで!!(本名を知らなかったのでツイッターで知ったという!笑)

他の戦場でご一緒したこともあり、

素晴らしい戦歴の数々も存じていたので本当に心強かったです!!

布陣パフォーマンスでは「刀で皆が斬りかかってくるのをワーーッって頑張って止めてください!!」(笑)という無茶ぶりも快く引き受けてくださったり、

絵巻では猛将ぶりがほんとに私の中での平塚殿イメージそのままで素敵でした!!

 

 

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殿。

 

6月の関ケ原七武将物語で初めてご一緒したときは、まさか合戦祭りで自分が五助役に選んでいただけることも、殿とまたご一緒できることも全く想像していませんでした。

たくさんのアドバイスをいただけたり、

大谷さんに関することを聞いてくださったり…

本当に楽しく、心強い殿とご一緒できて嬉しかったです!

大谷隊と三成様に語り掛けるシーンは、

練習のときから涙を堪えるのに必死でした…!

こんな素敵な殿の元で五助役という夢が叶えられて本当に幸せでした…!

そして今でも五助と呼んでもらえることも何気にすっごく嬉しいです!!笑

 

 

 

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 そして関ケ原合戦祭り2014での大谷さんと五助さん。

お二人の大谷主従への憧れが私にとっての五助役への原動力でした!

私もあんな風に大谷さんをお支えしたい…

気が付けば五助役は私の夢になっていました。

あの日合戦祭りであのお二人に出会っていなければ今の私は居ません。

関ケ原が好きになる私も、こうして一つの夢を持つこともなかったのかもしれいと思うと、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

 

最後に、全ての御縁のきっかけになった大谷吉継公。

大谷さんと出会えて人生が変わりました。

たくさんのことを知り、

時には敦賀にも行ったり。

そして関ケ原でお墓参りをする度に、

あの場所で元気をもらっていました。

大谷さんについて学ぶ中で、

大谷さんが残した文字から大切なことも教えていただきました。

言葉で表せないほどの感謝の気持ちでいっぱいです!

 

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合戦祭りに参加できて本当に嬉しかったです。

お世話になった皆さん本当にありがとうございました!

 

 

唄春